ユネスコは、日本の「伝統的酒造り」を「無形文化遺産」に登録することを決めた。
8年前に酒を止めた俺にとっては、もう飲めないのでどうでも良い話だが、
酒をこよなく愛していた俺も、適量、適所、適時さえ守っていれば、
きっとこのニュースを素直に喜べていたことだろう。
そう思うと、「なんて馬鹿な飲み方をしてしまったのだ」と、悔しさがこみ上げてくる。
しかし、いくら羨ましがっていても酒を飲めない身体にしてしまったのは自分だ。
気持ちを切り替えて、酒以外のものに喜びと楽しみを見つけていくしかないのだ。
サビ母さんが1週間近く餌場に来ない。
このところ食欲はあるのだが、毛並みにツヤがなくなって明らかに痩せて来ていた。
車が接近してクラクションを鳴らされてもなかなか退かなかったりもした。
年齢不詳なので何歳かは分からないが、どう見ても老描だ。
ウチの家族とも「サビ母さんももうそろそろかな」と言っていたところだ。
クロとチビに聞いても「そんなことより腹減った」という顔をしてくる。
クロに関しては実の母親だ、もう少し心配してほしい。
クロが1週間以上行方不明になった時には、サビ母さんは必死になって探していたのに。
老猫が1週間帰って来ないとなると、考えたくないが最悪に事態も視野に入れなければならない。
・猫が亡くなる前には静かなところでぐったりする、
・体重が減少するなどの予兆が見られる。
・ゴロゴロと音を立てる、
・甘えてくるようになる、
・ご飯を食べなくなる、
・グルーミングしなくなる。
症状としては上記にピッタリはまっていた。
死期を迎えると、人目に付かない場所、暗い場所などに隠れることがある。
これは、弱っている状態で敵に出会うのを避けるためだと言われている。
俺も毎日昼休みに倉庫の中や家の周辺、裏山も捜索したが見つからない。
今日ももう一度探してみようと思っている。
サビ母さんとは3年前の8月にウチの倉庫で子猫を産んでからの付き合いだ。
生粋のノラだったので、身体を人間に触れさせず一定の距離を保っていたが、
最近では俺に頭を触らせてくれたり、妙に人懐っこくなっていた。
生きていてくれたらそれに越したことないが、
亡くなっていたならせめて埋葬だけでもさせてくれ。
つづく。
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この記事へのコメント
ふる
私もSSブログからシーサーブログへ移転しました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ふるたによしひさ
七
ssブログではご訪問いただきありがとうございました。
私もこちらに引っ越して間もなく操作がいまだに慣れておりません。
今後ともSeeSaaブログでも宜しくお願い致します。