昨夜から降っていた雨も上がり、今朝は空気も湿ってとても暖かく感じる。
これから冬にかけて雨が少なくなるから、ウチの小さな畑の作物にとって今回の雨は貴重なお湿りだ。
昨日の日記で書き残したこと ↓
5年ほど前、2年間世話になった断酒会となぜ距離を置こうと思ったのか?
・俺の飲酒欲求がゼロである。
・毎回のように出席しているのは同じメンバーである。(役員と生保)
・いつも聞いたことのあるような体験談の内容である。
・他の人の体験談が耳に入ってこない。
・無駄な行事が多い。(新年会、忘年会、BBQ、全国大会など)
・高齢者グループと青壮年グループとの間に溝がある。(最盛期と衰退期)
・新規の人は2~3回で来なくなる。
・閉鎖的で新規参入者を寄せ付けないような空気感。
・俺にとっての断酒会は例会前の原稿作成の時間が全てだった。
・例会場までの時間と距離的な問題。(車で片道40~90分)
・会費、県外出張費、交通費の問題(月謝、ガソリン代、電車運賃)
・自助グループ以外の別なところにも目を向けてみたい。
その他諸々理由はあるが、アルコール依存症回復の場である例会場が、
「仲良しクラブ」のような慣れ合いの場と化すのが怖かった。
常に新鮮な気持ちでいたかった。
断酒会も定年制を設けて空気の入れ替えをすれば、新しい人も入って来るのではないか?
今後は平会員としてたまに例会に顔を出す程度のスタンスで良いと思っている。
仲間との対話も、挨拶と季節や天気の話、近況報告程度で充分だと思う。
例会に週2~3回参加するだけで、会費及び交通費含め1ヶ月に概算8,000円以上掛かる。
それに大会や研修費などを足すと、少なく見積もっても年間11万円以上は掛かる計算だ。
年間11万円以上と言えば、以前の年間の酒代に匹敵する。
それに俺には病院の通院費、CTやMRIの検査費もある。
断酒会にばかり時間や金を掛けていられないというのが本音。
そして何より、仕事面でも家庭内でも以前の生活に戻りつつある。
自分の弱さと酒で失った信を取り戻すべく、周囲との関係性の修復に力を入れている。
酒が元で肝臓を壊してしまった、肝臓の治療のほうが主目的で、
断酒はその治療の一部であり基本だと考えているので、飲酒欲求など1ミリも湧かない。
もし俺が健康体のアル中だったとしたら、今でも再飲酒を恐れていたのかもしれない。
いくら食生活や運動に気を付けていても、いつ肝臓がんが再発するかわからない。
断酒継続中にもかかわらず、4年前に肝臓がんになってから俺の中で考えが変わった。
肝細胞がん再発をまでの時間を10年と設定し、人生の逆算を始めた。
ある意味、俺は生き急いでいる。
癌になってしまったのは自業自得である、これ以上家族や周囲に迷惑を掛けたくない。
健康体のアル中にはわからないと思うが、今の俺は過去の自分を見つめ直す時間よりも、
償いの時間と信頼回復の時間を大切にしたいという気持ちのほうが強い。
アルコール依存症を克服したいと思っている人は俺みたいな身体と思考になる前に、
一刻も早く、そして一生断酒してもらいたい。
つづく。
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