事務所ネコのシロが、また泡を吹いた。
朝ご飯の後、嘔吐から下痢、
「大丈夫か?」と顔を見ると、目の玉は黒くまん丸に大きく、
口元からは泡を吹いていた。
以前にも同じような症状になったことがあり、
その時は気が動転してしまい、深夜診療の動物病院に駆け込んだが、
なにの処置もせず薬だけもらって帰って来たという経緯があり、
今回の場合は様子を見ることにした。
瀕死の状態のシロを保護した時、脳に障害があると診断されたので、
もしかすると「てんかん」かもしれない。
幸い妻のパートが休みで、ちょくちょく見に来てもらったので、
安心して仕事に行くことができた。
夕方帰ってくると、元気なシロが玄関の前で待っていてくれた。
ホッとしたが、まだ食欲は戻っていない。
注意して見守ることにする。
この養生が、体温越えの猛暑日に起こらなくて良かった。
そしてその数時間後、部活の大会で帰省中の長男がやらかした。
夜7時過ぎ、事務処理をしていると窓の外に車の明かりが見えた。
最寄りの駅まで長女の車を借りて運転していった長男の帰還だ。
「あっ、帰って来たな」と思った次の瞬間、
ガリガリガリー!
窓を開けて見ると、塀とバックミラーがディープキスしていた。
頭が真っ白な彼は、その後も前進バックを試みようとしていたので、
「止まれー!動かすなーー!!」と制止した。
運転を代わって車を入れ直し、破損と傷の状況を見ると、
多少のカバーの割れは確認されたが、ミラー自体は大丈夫。
上下左右にも動くし格納もできる。
軽傷で済んだ。
とりあえず瞬間接着剤と黒い補修材で応急処置をした。
彼は運転免許を取得して2年目、
普段は、スーパーカブにしか乗っていないのでムリもない。
こすった相手が塀で良かった。
もしほかの車に接触していたら一大事だった。
これを機に、周囲の確認と運転技術の向上を願う。
あっそうだ!
9月19日は俺の精神病院退院記念日だった。
俺も気づかなかったし、家族も気づいていない。
忘れるくらいのほうが、ちょうど良いのかもしれない。
つづく。
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