一昨日の夜、九州で大きな地震があった。
そうなると首を持ち上げてくるのは「南海トラフ」
こちらでも長い間地震が発生していないと安心して忘れがちになってしまうが、
不必要な買い溜めしたり生活を極端に変える必要は無いけど、
ある程度の備えはチェックしておこう。
ロサンゼルスの大規模火災は今も燃え続けている。
消防士に扮した泥棒が逮捕されるなどの混乱も起きている。
大災害が起きると必ず火事場泥棒は出没する。
東日本大震災や能登半島地震の時にも悪人は例外なく現れた。
それも食うに困ってではなく、犯罪目的で被災地に乗り込むのだ。
窃盗のほかにも義援金詐欺、家屋修理詐欺など手の込んだ犯罪もあり、
大災害につけ込んだ火事場泥棒は被災者の気持ちを踏みにじる卑劣な行為だ。
ロス暴動から30年以上経ったが今でもの嫌がらせや激しい人種間対立はあるのだそう。
避難勧告を受け家財を運び出している自分とは違う人種の家主の映像を、
すぐフェイクニュースだとバレるのに、火事場泥棒だとSNSで拡散したりしてたりする。
差別と言えば我々アルコール依存症者もそう。
「大の酒好き」とか「酒が強い」と言えば一種の自慢話や誉め言葉のようにも聞こえるが、
「アルコール依存症」とか「アル中」となるとたちまち差別の標的になってしまう。
それに精神病院入院経験があるともなれば、もうキ〇ガイ扱いだ。
それを身近で見ているから我々アルコール依存症者は、
身内や親しい間柄の人以外には病気をひた隠しにする。
酒にだらしない、意志が弱い、それだけじゃなく奥に潜んでいるものがあるのに、
その真意は、本人とその関係者以外は知らないし知ろうともしない。
むしろ人を下に見てバカにできなくなるからホントのことを知りたくないのだ。
精神疾患だと言っても「言い訳だ」くらいにしか思われないだろう。
自分を健常者と思っている人は、他人を見下すことによって自分の優位性をアピールしがちだ。
SNSで世界中に映像や音声を拡散されてしまう現在では、
健常者と思っている人も、うかつに人前で酔っぱらうこともできない。
ハラスメントでがんじがらめになっている今、
酒離れ、飲み会自粛も、健常者である自分を守るための予防線だとも言える。
人は誰でも何かに依存して生きている。
趣味やオタクなど、人に聞かれたら恥ずかしいけどハマっているものはあると思う。
ただ、「依存症」と、医師から診断されていないだけ。
むかし近所に1人は「拡声器」と呼ばれるおばさんが居たものだ。
「あの人にはナイショ話をするなよ、みんな喋られちゃうから」みたいな。
良くも悪くも拡散ツールが整っている今、人は無口になり内向的になっていると思う。
つづく。
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酔っ払いはダサい
昨日は成人の日だった。
ウチの地域は「成人式」ではなく「二十歳を祝う集い」という名で日曜日に挙行された。
民法が改正されて、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わった。
4月1日時点で18歳、要は高校卒業したら成人なんだよね。
でも酒タバコは20歳から、未成年者は18歳未満、なんかめんどくさいな。
てことは、20歳の人は新成人とは言わない、何て呼ぶのだろう?と素朴な疑問。
18歳と19歳は縛りが厳しいし宙ぶらりんな扱いで、なんか成人浪人って感じ。
昔の成人式と言えば、女の子にとっては大変な1日だった。
姉の時は成人式後に神社にお参り、写真館、親戚の家々を回りばあちゃん自慢の振袖お披露目会、
その後にやっと解放され夜になったら私服に着替えて仲間との同窓会に行った。
それから月日は経ち、ウチの子供たちは一時帰省して3人とも地元の成人式に出席した。
長女は成人式の後に写真だけ撮って同窓会に参加した。
次女の時からは、式典終了後に速攻で着替えて同窓会。
「写真は?」と聞くと、「スマホで友達といっぱい撮った」と言った。
時代だな。
俺たちの成人式を思い出してみる。
37年前、昭和最後の成人の日は1月15日、成人式も当然その日に行われた。
当時は大学進学した人より、就職して社会人になっていた人のほうが多かった。
既に結婚して、赤ちゃんを抱いて成人式に出席する人もいた。
社会人で収入のある人は、駐車場で自慢の愛車の品評会のようだった。
学生だった俺は、友人のシャコタンに同乗して式に参加した。
成人式の式典などどうでも良かった、みんなその後の同窓会が集まる主目的だった。
慣れないタバコを吹かし、酒の飲み方も知らずに一気飲みをした。
決して、酒が美味しいわけではなかった。
「大人になったからには飲めなくちゃ」という意識のほうが先行した。
「酒が好き」「酒が強い」ということが正義だと勘違いをしていた。
「飲み過ぎには注意しろ!」と言われてもどこ吹く風、 酒の本当の怖さを知らなかった。
昔は成人の日の翌日が平日のケースも多く、俺の時には貫徹で酒臭いまま学校に行った。
子供たちの成人式では、俺たちの時代のように飲んでバカ騒ぎはしなかったそうだ。
酒など無くても楽しめるのだそうだ。
むしろ酒を飲んで酔っ払っていると逆に”ダサい”のだとか。
酒に対する意識の差だな。
「荒れる成人式」も遠い昔の話しで、派手な服装をしていても、
1日だけ味わう非日常的な感覚で、ハロウィンの仮装のような捉え方のようだ。
酒目的で参加する人も居る分、大人の祭りのほうが成人式よりもタチが悪い。
つづく。
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ウチの地域は「成人式」ではなく「二十歳を祝う集い」という名で日曜日に挙行された。
民法が改正されて、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わった。
4月1日時点で18歳、要は高校卒業したら成人なんだよね。
でも酒タバコは20歳から、未成年者は18歳未満、なんかめんどくさいな。
てことは、20歳の人は新成人とは言わない、何て呼ぶのだろう?と素朴な疑問。
18歳と19歳は縛りが厳しいし宙ぶらりんな扱いで、なんか成人浪人って感じ。
昔の成人式と言えば、女の子にとっては大変な1日だった。
姉の時は成人式後に神社にお参り、写真館、親戚の家々を回りばあちゃん自慢の振袖お披露目会、
その後にやっと解放され夜になったら私服に着替えて仲間との同窓会に行った。
それから月日は経ち、ウチの子供たちは一時帰省して3人とも地元の成人式に出席した。
長女は成人式の後に写真だけ撮って同窓会に参加した。
次女の時からは、式典終了後に速攻で着替えて同窓会。
「写真は?」と聞くと、「スマホで友達といっぱい撮った」と言った。
時代だな。
俺たちの成人式を思い出してみる。
37年前、昭和最後の成人の日は1月15日、成人式も当然その日に行われた。
当時は大学進学した人より、就職して社会人になっていた人のほうが多かった。
既に結婚して、赤ちゃんを抱いて成人式に出席する人もいた。
社会人で収入のある人は、駐車場で自慢の愛車の品評会のようだった。
学生だった俺は、友人のシャコタンに同乗して式に参加した。
成人式の式典などどうでも良かった、みんなその後の同窓会が集まる主目的だった。
慣れないタバコを吹かし、酒の飲み方も知らずに一気飲みをした。
決して、酒が美味しいわけではなかった。
「大人になったからには飲めなくちゃ」という意識のほうが先行した。
「酒が好き」「酒が強い」ということが正義だと勘違いをしていた。
「飲み過ぎには注意しろ!」と言われてもどこ吹く風、 酒の本当の怖さを知らなかった。
昔は成人の日の翌日が平日のケースも多く、俺の時には貫徹で酒臭いまま学校に行った。
子供たちの成人式では、俺たちの時代のように飲んでバカ騒ぎはしなかったそうだ。
酒など無くても楽しめるのだそうだ。
むしろ酒を飲んで酔っ払っていると逆に”ダサい”のだとか。
酒に対する意識の差だな。
「荒れる成人式」も遠い昔の話しで、派手な服装をしていても、
1日だけ味わう非日常的な感覚で、ハロウィンの仮装のような捉え方のようだ。
酒目的で参加する人も居る分、大人の祭りのほうが成人式よりもタチが悪い。
つづく。
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おおらかな時代
今年度俺は地区の班長をしている。
昨日は、来週行われる神社の祭りの奉納金の集金に回った。
奉納される方へは昨日の8時~9時に集金に回る旨を、前もって回覧板で周知していた。
8時に出発したのだが、居間の照明が付いていなかったり雨戸が閉まっているお宅もあり、
9時を過ぎたころにもう一度出直すことにした。
そりゃあそうだよな、正月休み明けの最初の日曜日、更には3連休の中日だ。
出直しによってほぼ集金は終わったのだが、成人式のために不在のお宅もあった。
そうか、オジサンには単なる祭日だが、20歳の子供を持つお宅には特別な日だんだよな。
我が家も数年前まではこの日には早朝からバタバタしてたことを思い出した。
先日親友と呼べる友人が亡くなったことを書いた。
一昨日の部活後輩からの電話では、友人の葬儀は家族葬で行われるとのことだった。
彼は公務員ということで、自治体の職員でも訃報と葬儀内容は確認できるのだそうだ。
だが葬儀の日取りは不明だと言っていた。
家族葬は「遺族から呼ばれた人のみが参列する葬儀」というのが定義。
彼とは10年以上たまに電話するだけで疎遠になっていた。
俺たち昔の友人は、電話番号以外には最近の彼の最近の生活も住所さえも知らない。
再婚した奥さんの名前も顔も知らないのだ。
故人とはどんなに深い友情で結ばれていたとしても、今の遺族の方々からしてみれば、
顔も名前も知らない他人なのである。
高校部活の同輩やOB会も動きたくても動けない。
無理やり住所を突き止め、無理に押しかけて行っても失礼に当たってしまう。
今は遺族の方から、唯一電話で繋がっている同輩への連絡を待つしかない。
こういった場合、携帯電話でしか繋がっていないと困ることも出てくる。
故人の携帯の電話帳を開いてもグループ分けされていなければ、単なる氏名の羅列でしかない。
最近では個人情報流出を恐れるあまり、相手の住所も知らない場合も多い。
俺みたいに実家住まいならば、卒アル見れば住所も電話番号も載っているが、
引っ越しを繰り返している人だと、携帯番号だけが頼みの綱となっている。
「連絡先を知っていれば大丈夫、繋がっていられる」と安心しがちだが、
それは相手が生きている場合だけだと痛感した。
年賀状じまいも同様に、友人の住所を知らないし、知られたくない人もいる。
昭和や平成初頭は、まだ個人情報保護に関して甘いところがあった。
子供の学校では学級ごとの連絡網には電話や住所がばっちり記載されていたし、
それを見ながら友達に年賀状を送るのが当たり前だった、それに今はタウンページも無い。
個人情報の保護が当たり前になってきたこともあり、
子供達が年賀状を書く相手が、遠くに住む祖父母や家族で交流のある友達のみに限定されてくる。
自分の住所を書けない子供たちも居る、子供が意識的に住所を覚えることはまず無い。
携帯に登録してしまえば相手の電話番号も覚える必要がない。
人と人との繋がりと捉えるか、煩わしいしがらみと捉えるか、プライバシーの保護を優先するか、
もうなんでもオープンだったおおらかな時代には戻らない。
つづく。
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昨日は、来週行われる神社の祭りの奉納金の集金に回った。
奉納される方へは昨日の8時~9時に集金に回る旨を、前もって回覧板で周知していた。
8時に出発したのだが、居間の照明が付いていなかったり雨戸が閉まっているお宅もあり、
9時を過ぎたころにもう一度出直すことにした。
そりゃあそうだよな、正月休み明けの最初の日曜日、更には3連休の中日だ。
出直しによってほぼ集金は終わったのだが、成人式のために不在のお宅もあった。
そうか、オジサンには単なる祭日だが、20歳の子供を持つお宅には特別な日だんだよな。
我が家も数年前まではこの日には早朝からバタバタしてたことを思い出した。
先日親友と呼べる友人が亡くなったことを書いた。
一昨日の部活後輩からの電話では、友人の葬儀は家族葬で行われるとのことだった。
彼は公務員ということで、自治体の職員でも訃報と葬儀内容は確認できるのだそうだ。
だが葬儀の日取りは不明だと言っていた。
家族葬は「遺族から呼ばれた人のみが参列する葬儀」というのが定義。
彼とは10年以上たまに電話するだけで疎遠になっていた。
俺たち昔の友人は、電話番号以外には最近の彼の最近の生活も住所さえも知らない。
再婚した奥さんの名前も顔も知らないのだ。
故人とはどんなに深い友情で結ばれていたとしても、今の遺族の方々からしてみれば、
顔も名前も知らない他人なのである。
高校部活の同輩やOB会も動きたくても動けない。
無理やり住所を突き止め、無理に押しかけて行っても失礼に当たってしまう。
今は遺族の方から、唯一電話で繋がっている同輩への連絡を待つしかない。
こういった場合、携帯電話でしか繋がっていないと困ることも出てくる。
故人の携帯の電話帳を開いてもグループ分けされていなければ、単なる氏名の羅列でしかない。
最近では個人情報流出を恐れるあまり、相手の住所も知らない場合も多い。
俺みたいに実家住まいならば、卒アル見れば住所も電話番号も載っているが、
引っ越しを繰り返している人だと、携帯番号だけが頼みの綱となっている。
「連絡先を知っていれば大丈夫、繋がっていられる」と安心しがちだが、
それは相手が生きている場合だけだと痛感した。
年賀状じまいも同様に、友人の住所を知らないし、知られたくない人もいる。
昭和や平成初頭は、まだ個人情報保護に関して甘いところがあった。
子供の学校では学級ごとの連絡網には電話や住所がばっちり記載されていたし、
それを見ながら友達に年賀状を送るのが当たり前だった、それに今はタウンページも無い。
個人情報の保護が当たり前になってきたこともあり、
子供達が年賀状を書く相手が、遠くに住む祖父母や家族で交流のある友達のみに限定されてくる。
自分の住所を書けない子供たちも居る、子供が意識的に住所を覚えることはまず無い。
携帯に登録してしまえば相手の電話番号も覚える必要がない。
人と人との繋がりと捉えるか、煩わしいしがらみと捉えるか、プライバシーの保護を優先するか、
もうなんでもオープンだったおおらかな時代には戻らない。
つづく。
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ストック癖
今夜から冬季の太平洋側に雨や雪をもたらす南岸低気圧の通過で雪になるかも?
降っても長くは続かずに、明日未明から明け方には、関東から降水域は抜けていく見込み。
みぞれや雪に変わったとしても、平野部ではまず積もることはない量だそうだ。
一昨日の朝、ゴミ出しの時に気が付いた、自治体指定ゴミ袋のストックが切れた。
妻に、「スーパーに買い物に行ったらついでに買ってきて」と頼んだ。
すると妻は、「忘れちゃうよ、無くなる前にもっと早くに言ってよ」
俺「でも次のゴミ出しまであと4日もあるから大丈夫でしょ?」
無くなりそうになったら買い足す主義の俺とは違い、
過剰なストック癖があり、しまった場所も忘れてしまう妻はその後もブツブツ言っていた。
ハッキリ言って片付けと管理が苦手な妻は、その都度買い足すのがめんどくさいのだ。
忘れちゃうと言っても、余計な半額プリンはすぐカゴに入れて買って来ちゃうのにね。
↓ 買い溜めしてしまう人の心理 ↓
①不安感がある:起こるかどうかわからない未来のことを不安に思う。
②快感を得たい:欲しい物をお得に購入することができて、快感を得ている。
③めんどくさがり:小まめに買い物するのが面倒で億劫だと思っている。
④物がたくさんあると嬉しい:心の隙間も埋まったような気分になる。
特に女性は買い物をすると神経伝達物質のドーパミンというホルモンが放出され、
快感を得ることができストレスが解消されるのだとか。
「ウチの家族はみんな花粉症だから」と、ストックにストックを重ねていたため、
コロナ禍でマスク不足の時も、慌てて買い足す必要も無かったほどだった。
冷蔵庫の中も定期的に一斉清掃をしなければ、干物や化石で一杯になってしまう。
貧乏性というかケチな俺は、チェックして無駄遣いせず適切なストック量を保つようにしている。
妻は頼んでもいないのに俺の作業用ズボンや靴下を買ってしまう。
俺は穴が開くまで履き潰す派なのに、まだ足を通していないズボンや靴下を見て、
「履かないんだったら捨てちゃうよ」と怒られる始末。
妻の実家もストック品で溢れかえっている、「探す前に買う」「直す前に買う」だ。
俺の買い物の仕方は、「あったら便利」ではなく、「無ければ不便」を基本としている。
修理をしても直らないようならば最終手段として「買う」がある。
俺の愛車も37年目に入った、修理する部品が出なくなったら「買う」を考えてみようと思う。
もったいないお化けを信じるケチな俺は、ストック癖のある妻とは正反対の性格だ。
ストック癖のある人の中には、心の病気を抱えている人もいるそうだ。
自分では気づいていなくとも、依存症や不安症になっていたり、発達障害を持っているかも。
病名はつかなくとも、大きなストレスが買い溜め衝動を増長させていることもある。
俺はアルコール依存症だ。
妻もADHDや買い物依存、適応障害のような精神疾患を持っているのかも?
つづく。
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降っても長くは続かずに、明日未明から明け方には、関東から降水域は抜けていく見込み。
みぞれや雪に変わったとしても、平野部ではまず積もることはない量だそうだ。
一昨日の朝、ゴミ出しの時に気が付いた、自治体指定ゴミ袋のストックが切れた。
妻に、「スーパーに買い物に行ったらついでに買ってきて」と頼んだ。
すると妻は、「忘れちゃうよ、無くなる前にもっと早くに言ってよ」
俺「でも次のゴミ出しまであと4日もあるから大丈夫でしょ?」
無くなりそうになったら買い足す主義の俺とは違い、
過剰なストック癖があり、しまった場所も忘れてしまう妻はその後もブツブツ言っていた。
ハッキリ言って片付けと管理が苦手な妻は、その都度買い足すのがめんどくさいのだ。
忘れちゃうと言っても、余計な半額プリンはすぐカゴに入れて買って来ちゃうのにね。
↓ 買い溜めしてしまう人の心理 ↓
①不安感がある:起こるかどうかわからない未来のことを不安に思う。
②快感を得たい:欲しい物をお得に購入することができて、快感を得ている。
③めんどくさがり:小まめに買い物するのが面倒で億劫だと思っている。
④物がたくさんあると嬉しい:心の隙間も埋まったような気分になる。
特に女性は買い物をすると神経伝達物質のドーパミンというホルモンが放出され、
快感を得ることができストレスが解消されるのだとか。
「ウチの家族はみんな花粉症だから」と、ストックにストックを重ねていたため、
コロナ禍でマスク不足の時も、慌てて買い足す必要も無かったほどだった。
冷蔵庫の中も定期的に一斉清掃をしなければ、干物や化石で一杯になってしまう。
貧乏性というかケチな俺は、チェックして無駄遣いせず適切なストック量を保つようにしている。
妻は頼んでもいないのに俺の作業用ズボンや靴下を買ってしまう。
俺は穴が開くまで履き潰す派なのに、まだ足を通していないズボンや靴下を見て、
「履かないんだったら捨てちゃうよ」と怒られる始末。
妻の実家もストック品で溢れかえっている、「探す前に買う」「直す前に買う」だ。
俺の買い物の仕方は、「あったら便利」ではなく、「無ければ不便」を基本としている。
修理をしても直らないようならば最終手段として「買う」がある。
俺の愛車も37年目に入った、修理する部品が出なくなったら「買う」を考えてみようと思う。
もったいないお化けを信じるケチな俺は、ストック癖のある妻とは正反対の性格だ。
ストック癖のある人の中には、心の病気を抱えている人もいるそうだ。
自分では気づいていなくとも、依存症や不安症になっていたり、発達障害を持っているかも。
病名はつかなくとも、大きなストレスが買い溜め衝動を増長させていることもある。
俺はアルコール依存症だ。
妻もADHDや買い物依存、適応障害のような精神疾患を持っているのかも?
つづく。
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感情のコントロール
昨日の夕方、帰所して事務作業をしていたら、ギャーっ!という猫の鳴き声が聞こえた。
またチビが他のノラとバトルしているのだろうと思ったのだが、
チビは玄関前で「腹減った、夕食まだ?」みたいな顔をしてこちらを見ていた。
もしかしてクロ? いや~臆病で用心深いクロが喧嘩なんてことは無いはず。
結局クロは夕食の時間になっても姿を見せなかった。
事故にでも巻き込まれたのではないか? それとも連れ去られたのか?
俺は眠りにつくまで心配でならなかった。
サビ母さんは居なくなっちゃうし、親友は亡くなっちゃうし、クロももしかして・・・
これ以上俺の前から大切なものを取り上げないでくれ。
今朝起きて雨戸を開けていたら、暗闇の中を疾走してくる物体がっ!
クロだった(ホッ) 心配させやがって。
最近マイナスなことが続いて気が滅入っていたせいだ、考え過ぎだった。
1年ほど前から断酒会例会に頻繁に出席しているご夫婦がいる。
サボり気味の俺とは違い、意欲的なご夫婦だなと感心していた。
2人の出会いのきっかけは断酒会例会だと聞いていたので断酒会活動に熱心なのも納得。
うちの支部には断酒会のLINEグループがある。
家族会役員の妻は、連絡事項もそのLINEグループを使っているためメンバーになっているが、
一軒で2人入る必要もないので、俺はメンバーになっていない。
先ほどのご夫婦の旦那さんが11月にグループLINEで不思議な発言をしたことがあった。
会長からの忘年会の連絡事項の発信に対し、「それが何?」みたいな。
驚いた妻は「ちょっとコレヤバくない?」と、その文面を俺にも見せてくれた。
執行部と喧嘩でもしたのか? それとも身の回りに何かあったのか?
しかし、そんなことは何も無かったかのように2人は忘年会にも出席していたそうだ。
俺はというと、例年通りに忘年会欠席だった。
忘年会から帰宅した妻に「例のの発言は発信する板を間違えただけじゃないの?」
と言って、何事もなく新年を迎えた。
先日、新年1発目の家族会例会を終えて帰宅した妻が俺に言った。
「あのLINEのとき、あの人再飲酒が始まっちゃってたんだって」と。
喜怒哀楽の表現が少し強い人だとは思っていたが、そういうことだったのかと納得した。
感情の起伏が激しい人は必要以上に怒ってしまったり、なんでもないのに涙が出てきたりと、
ちょっとしたことで感情が頻繁に爆発してしまう。
その特徴としては気分屋、感情が極端、感情的になる、急にイライラし始める、急に泣く
理由もなく不安になる、思い込みが激しい、被害妄想でしんどい思いをしがちなどなど。
自分自身でも改善したいとは思っているものの感情がコントロールできず悩んでいる人もいる。
感情のコントロールができなくなる原因としてはストレスが溜まり疲れている、
精神的に未熟、愛情が不足して育った、ADHDや境界性パーソナリティ障害も考えられる。
感情の起伏が激しいときの改善策は、言動を書き出す、ゆっくり寝る、子供と遊ぶなど。
人間の感情の起伏は一筋縄ではいかないということだ。
つづく。
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またチビが他のノラとバトルしているのだろうと思ったのだが、
チビは玄関前で「腹減った、夕食まだ?」みたいな顔をしてこちらを見ていた。
もしかしてクロ? いや~臆病で用心深いクロが喧嘩なんてことは無いはず。
結局クロは夕食の時間になっても姿を見せなかった。
事故にでも巻き込まれたのではないか? それとも連れ去られたのか?
俺は眠りにつくまで心配でならなかった。
サビ母さんは居なくなっちゃうし、親友は亡くなっちゃうし、クロももしかして・・・
これ以上俺の前から大切なものを取り上げないでくれ。
今朝起きて雨戸を開けていたら、暗闇の中を疾走してくる物体がっ!
クロだった(ホッ) 心配させやがって。
最近マイナスなことが続いて気が滅入っていたせいだ、考え過ぎだった。
1年ほど前から断酒会例会に頻繁に出席しているご夫婦がいる。
サボり気味の俺とは違い、意欲的なご夫婦だなと感心していた。
2人の出会いのきっかけは断酒会例会だと聞いていたので断酒会活動に熱心なのも納得。
うちの支部には断酒会のLINEグループがある。
家族会役員の妻は、連絡事項もそのLINEグループを使っているためメンバーになっているが、
一軒で2人入る必要もないので、俺はメンバーになっていない。
先ほどのご夫婦の旦那さんが11月にグループLINEで不思議な発言をしたことがあった。
会長からの忘年会の連絡事項の発信に対し、「それが何?」みたいな。
驚いた妻は「ちょっとコレヤバくない?」と、その文面を俺にも見せてくれた。
執行部と喧嘩でもしたのか? それとも身の回りに何かあったのか?
しかし、そんなことは何も無かったかのように2人は忘年会にも出席していたそうだ。
俺はというと、例年通りに忘年会欠席だった。
忘年会から帰宅した妻に「例のの発言は発信する板を間違えただけじゃないの?」
と言って、何事もなく新年を迎えた。
先日、新年1発目の家族会例会を終えて帰宅した妻が俺に言った。
「あのLINEのとき、あの人再飲酒が始まっちゃってたんだって」と。
喜怒哀楽の表現が少し強い人だとは思っていたが、そういうことだったのかと納得した。
感情の起伏が激しい人は必要以上に怒ってしまったり、なんでもないのに涙が出てきたりと、
ちょっとしたことで感情が頻繁に爆発してしまう。
その特徴としては気分屋、感情が極端、感情的になる、急にイライラし始める、急に泣く
理由もなく不安になる、思い込みが激しい、被害妄想でしんどい思いをしがちなどなど。
自分自身でも改善したいとは思っているものの感情がコントロールできず悩んでいる人もいる。
感情のコントロールができなくなる原因としてはストレスが溜まり疲れている、
精神的に未熟、愛情が不足して育った、ADHDや境界性パーソナリティ障害も考えられる。
感情の起伏が激しいときの改善策は、言動を書き出す、ゆっくり寝る、子供と遊ぶなど。
人間の感情の起伏は一筋縄ではいかないということだ。
つづく。
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肝臓の検査
妻が病院に年末に肝臓の検査に行ってきた。
その結果が送られてきたので検査結果のデータを見せてもらった。
妻は母子感染により小学生のころにB型肝炎を発症している。
幼少期にB型肝炎ワクチンを接種していなかった。
B型肝炎の母子感染を予防するため、日本では1985年から母子感染防止事業が開始された。
ワクチンの標準的な接種時期は、1回目生後2か月、2回目生後3か月、3回目生後7~8か月
なのでウチの子供たちは生まれて間もなくから太い注射針を何回も打たれている。
ワクチン接種による抗体獲得率は40歳までの接種では95%と報告されている。
検査結果は、アルブミンは俺のほうが数値が良かった。
肝硬変の俺は診察のたびにアルブミンの数値をチェックされている。
基準値は3.8~5.3g/dL、俺は年間通して4.4~4.5g/dLに対し妻は3.9g/dLとギリギリだった。
俺が初めて重度の肝硬変と診断された7年半前は2.8g/dLと、極めて低かった。
医師から「重度の肝硬変なので酒を飲んだら1年持ちませんよ」と脅された。
肝硬変の俺とは違い、妻の血小板の数値が良いことは羨ましかった。
現在の妻はB型肝炎ウイルスに感染したものの、免疫機能によってウイルスを体外に排出し、
しっかりした抗体(免疫)ができていたので一安心である。
過去に2度ほど俺もB型肝炎の検査を受けたことがあるが、いずれも陰性だった。
妻とは20歳からの付き合いだし子供が3人居るから、まあ妻も心配するよね。
1月値上がりラッシュ、その中でも空前の高値をつけているのがキャベツ。
農水省の2024年12月の調査では、キャベツの価格が平年の約3倍まで上がっていたが、
年が明け、さらに高騰が進んでいるとみられる。
キャベツは乾燥が続くと生育が止まるため、この冬の価格高騰に繋がっている。
先週少し雨が降ったが、その後はキャベツの産地ではしばらく晴れの予報が続くため、
空気の乾燥が続く可能性があり、キャベツの価格高騰はしばらく続くかもしれない。
先日の昼例会の帰りにスーパーに寄ったが、キャベツは1玉400円くらいだった。
ハーフカットのものは売れていたが、1玉のキャベツは山と積み上げられていた。
まあ野菜はキャベツ以外にもあるからな。
2年前の冬、ウチの業界では合板(ベニヤ)ショックがあった。
ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月、
ロシアがウクライナに侵攻したことにより、日本はロシアに対して経済措置を発動し、
これまでロシアから輸入していた多くの製品の輸入停止を宣言した。
日本からの経済措置を受け、ロシアも日本を非友好国として2022年末まで、
一部木材の輸出も禁止され、輸入・輸出が禁止された品目の中には、
合板の原料となる「単板」と「丸太」が含まれており、
これがウッドショック、合板ショックの引き金となったのだ。
食料品ならば高ければ買わずに代替品で済ますことができる。
建築資材は仕様書に「〇〇を使え」と明記してあるので使わないという選択肢はない。
前もって請負契約を交わした現場では、設計図通り、仕様書通りに施工するしかなかった。
木造建築物では、そりゃあもう大赤字さ。。。
つづく。
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その結果が送られてきたので検査結果のデータを見せてもらった。
妻は母子感染により小学生のころにB型肝炎を発症している。
幼少期にB型肝炎ワクチンを接種していなかった。
B型肝炎の母子感染を予防するため、日本では1985年から母子感染防止事業が開始された。
ワクチンの標準的な接種時期は、1回目生後2か月、2回目生後3か月、3回目生後7~8か月
なのでウチの子供たちは生まれて間もなくから太い注射針を何回も打たれている。
ワクチン接種による抗体獲得率は40歳までの接種では95%と報告されている。
検査結果は、アルブミンは俺のほうが数値が良かった。
肝硬変の俺は診察のたびにアルブミンの数値をチェックされている。
基準値は3.8~5.3g/dL、俺は年間通して4.4~4.5g/dLに対し妻は3.9g/dLとギリギリだった。
俺が初めて重度の肝硬変と診断された7年半前は2.8g/dLと、極めて低かった。
医師から「重度の肝硬変なので酒を飲んだら1年持ちませんよ」と脅された。
肝硬変の俺とは違い、妻の血小板の数値が良いことは羨ましかった。
現在の妻はB型肝炎ウイルスに感染したものの、免疫機能によってウイルスを体外に排出し、
しっかりした抗体(免疫)ができていたので一安心である。
過去に2度ほど俺もB型肝炎の検査を受けたことがあるが、いずれも陰性だった。
妻とは20歳からの付き合いだし子供が3人居るから、まあ妻も心配するよね。
1月値上がりラッシュ、その中でも空前の高値をつけているのがキャベツ。
農水省の2024年12月の調査では、キャベツの価格が平年の約3倍まで上がっていたが、
年が明け、さらに高騰が進んでいるとみられる。
キャベツは乾燥が続くと生育が止まるため、この冬の価格高騰に繋がっている。
先週少し雨が降ったが、その後はキャベツの産地ではしばらく晴れの予報が続くため、
空気の乾燥が続く可能性があり、キャベツの価格高騰はしばらく続くかもしれない。
先日の昼例会の帰りにスーパーに寄ったが、キャベツは1玉400円くらいだった。
ハーフカットのものは売れていたが、1玉のキャベツは山と積み上げられていた。
まあ野菜はキャベツ以外にもあるからな。
2年前の冬、ウチの業界では合板(ベニヤ)ショックがあった。
ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月、
ロシアがウクライナに侵攻したことにより、日本はロシアに対して経済措置を発動し、
これまでロシアから輸入していた多くの製品の輸入停止を宣言した。
日本からの経済措置を受け、ロシアも日本を非友好国として2022年末まで、
一部木材の輸出も禁止され、輸入・輸出が禁止された品目の中には、
合板の原料となる「単板」と「丸太」が含まれており、
これがウッドショック、合板ショックの引き金となったのだ。
食料品ならば高ければ買わずに代替品で済ますことができる。
建築資材は仕様書に「〇〇を使え」と明記してあるので使わないという選択肢はない。
前もって請負契約を交わした現場では、設計図通り、仕様書通りに施工するしかなかった。
木造建築物では、そりゃあもう大赤字さ。。。
つづく。
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親友の訃報
昨夜、俺の友人が亡くなったと人づてに聞かされた。
死因は病死、病名は急性骨髄性白血病だそうだ。
急性骨髄性白血病は、骨髄芽球(白血球になる前の未熟な細胞)に異常が起こり、
がん化した細胞(白血病細胞)が主に骨髄で無制限に増える病気で、
手術後快方に向かっていたらしいが、感染症によって亡くなられたそうだ。
彼とは高校の部活からの付き合いで、俺は彼の結婚式の友人代表挨拶までした間柄だ。
高校在学中はもちろん、卒業し結婚してからもお互いの夫婦同士も仲良くやっていた。
しかし、彼ら夫婦が離婚し引っ越して携帯番号も変えてからは疎遠になっていた。
40代後半、俺がアルコール依存症で精神病院に入院する半年前ごろ、
ひょんなことから「高校部活の同期で飲もう」ということになり久々に彼と再会した。
会ってしまえば一瞬で気持ちは高校時代に戻ることが出来た。
そこで彼の新しい電話番号を聞くことができ、再び電話やメールを交わすようになった。
彼は教師という職業柄、うちの息子の高校受験の相談相手にもなってもらった。
しかし、俺がアルコール依存症の症状が現れ始めたころからまた連絡が途切れ始めた。
だから彼は俺がアルコール依存症、肝硬変、肝臓がんだということも知らなかった。
当時の俺は、酒を飲まない彼に対し、恥ずかしくてとてもそのことが言えなかったのだ。
そしてその時、俺のアルコール依存症の症状も悪化していたが当然それも言えなかった。
忘れてはいないが思い出すことが少なくなっていたところに突然の彼の訃報を受け、
同期で俺の知りうる番号に電話で訃報を告げながら時折涙がこみ上げて来た。
彼は自分に厳しく人に優しい人間だった。
彼ほどではないが俺も同類なので、高校在学中からそれを察知し何でも相談するよう促した。
部活の練習が終わりみんなが帰ってからも、不安な箇所を彼と2人で居残り練習をした。
「彼は人知れず我慢してしまうタイプなのでサポートしてあげてください」
と、彼の結婚式の俺の友人代表挨拶でも言ったほどだ。
彼は最初の結婚から十数年後に再婚したが、離婚から再婚までの間に心を病み休職していた。
そんなことがあったなんて、その飲み会があるまではちっとも知らなかった。
彼も俺と同じで、心の病気のことが恥ずかしくて言えなかったのだと思う。
辛くても苦しくても自分の中だけで吸収して消化しようとしていたのだろう。
彼らしいと言えば彼らしい。
精神疾患は、なってみた人でなければわからない病気なのである。
急な話で、彼の住所も勤め先も知らず、彼の再婚した奥さんにも会ったことが無い。
彼の電話番号しか知らない俺は、歯痒いが今の段階では他からの連絡を待つしかない。
もしも次の人生があるとするならば、「次はもっと楽に生きろよ」と彼に言ってあげたい。
ご冥福をお祈り申し上げます。
つづく。
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死因は病死、病名は急性骨髄性白血病だそうだ。
急性骨髄性白血病は、骨髄芽球(白血球になる前の未熟な細胞)に異常が起こり、
がん化した細胞(白血病細胞)が主に骨髄で無制限に増える病気で、
手術後快方に向かっていたらしいが、感染症によって亡くなられたそうだ。
彼とは高校の部活からの付き合いで、俺は彼の結婚式の友人代表挨拶までした間柄だ。
高校在学中はもちろん、卒業し結婚してからもお互いの夫婦同士も仲良くやっていた。
しかし、彼ら夫婦が離婚し引っ越して携帯番号も変えてからは疎遠になっていた。
40代後半、俺がアルコール依存症で精神病院に入院する半年前ごろ、
ひょんなことから「高校部活の同期で飲もう」ということになり久々に彼と再会した。
会ってしまえば一瞬で気持ちは高校時代に戻ることが出来た。
そこで彼の新しい電話番号を聞くことができ、再び電話やメールを交わすようになった。
彼は教師という職業柄、うちの息子の高校受験の相談相手にもなってもらった。
しかし、俺がアルコール依存症の症状が現れ始めたころからまた連絡が途切れ始めた。
だから彼は俺がアルコール依存症、肝硬変、肝臓がんだということも知らなかった。
当時の俺は、酒を飲まない彼に対し、恥ずかしくてとてもそのことが言えなかったのだ。
そしてその時、俺のアルコール依存症の症状も悪化していたが当然それも言えなかった。
忘れてはいないが思い出すことが少なくなっていたところに突然の彼の訃報を受け、
同期で俺の知りうる番号に電話で訃報を告げながら時折涙がこみ上げて来た。
彼は自分に厳しく人に優しい人間だった。
彼ほどではないが俺も同類なので、高校在学中からそれを察知し何でも相談するよう促した。
部活の練習が終わりみんなが帰ってからも、不安な箇所を彼と2人で居残り練習をした。
「彼は人知れず我慢してしまうタイプなのでサポートしてあげてください」
と、彼の結婚式の俺の友人代表挨拶でも言ったほどだ。
彼は最初の結婚から十数年後に再婚したが、離婚から再婚までの間に心を病み休職していた。
そんなことがあったなんて、その飲み会があるまではちっとも知らなかった。
彼も俺と同じで、心の病気のことが恥ずかしくて言えなかったのだと思う。
辛くても苦しくても自分の中だけで吸収して消化しようとしていたのだろう。
彼らしいと言えば彼らしい。
精神疾患は、なってみた人でなければわからない病気なのである。
急な話で、彼の住所も勤め先も知らず、彼の再婚した奥さんにも会ったことが無い。
彼の電話番号しか知らない俺は、歯痒いが今の段階では他からの連絡を待つしかない。
もしも次の人生があるとするならば、「次はもっと楽に生きろよ」と彼に言ってあげたい。
ご冥福をお祈り申し上げます。
つづく。
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